Flora Prius310の大改造 (その3-4)


■ 改造作業(4)

ディスク周り、その他の部品を取り付けます。


【HDDとDVDの取り付け】

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ウチに余っていた HDD (Western Digital, WDC WD50 00AAKS-00TMA, 500GB, SATA2, 7200rpm) を取り付けます。
左右にUSB端子を付けたので、結構ギリギリの中に納める羽目になりました。
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SLIM タイプの CD-ROM は、中古の DVD-Multi に置き換えます。 TEAC, DV-W28SLZ (slot-in, IDE, black) です。
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中古のDVDが IDEタイプだったのと、MBにIDE端子がついていたので IDE タイプにしちゃったのですが、左図のように 80pinケーブルが邪魔でした。 やっぱり SATA タイプにするんだった。


【マルチカードリーダの取り付け】

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元の 3.5" FDD は、特殊な薄型フレキシブルケーブルタイプで 使い道がないので、FDD位置に マルチカードリーダを取り付けることにしました。
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ニッパとカッターで余計なところを切り取り、出し入れ口を広げます。

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ウチに転がっていたマルチカードリーダ。厚みと巾が、 丁度スリムFDDと同じサイズ!
元のFDDに付いていたマウンタをそのまま使えたので、 このマウンタを使って筐体に取り付けます。

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DVD-Multi と マルチカードリーダ を取り付けた完成形です。
DVD は SLOT-IN タイプなので使い勝手はイイ感じです。 ほんとは白が良かったのですが、中古なので色までは揃えられず。
でもまぁ、スピーカが濃紺なので、それほど違和感はありません。


【その他の取り付け】

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CPU (Athlon II X2 Dual-Core 240e) とメモリ(4GBでなんと 1,880円!) を取り付けました。 図のようにリテールファン込みで、高さ = 45mm と省スペースです。
MBのCPU周りのコンデンサは、(安いMBだけあって) 固体タイプではなく電解でした。
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筐体右背面(前から見て左下)の COMポートLPTポート は、 MB接続ケーブルがそのまま使えた上に、MBにも端子がついていた(さすがコンサバMB)ので、 そのまま結線して活かしてあります。

ゲームポート用基板は取り外して、替りに USBハーネス×1口 を取り付けてあります。

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筐体左背面(前から見て右下)の USB×2ポート はMB基板のUSB端子と結線して 再利用しています。
その横のPS/2ポート(キーボードとマウス)は 填め殺し です。 (頑張れば何とかなったんですが、USBキーボード/マウスを使えば済むので…)
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筐体右(前から見て左)の 電源コネクタ部 です。
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筐体背面です。緑点線で囲った部分の裏蓋の内側に、 排熱用の8cmファン を取り付けてあります。
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裏蓋の2段目に排熱FANを取り付けたことで、CPU/MBの熱はもちろん、HDDの排熱もしつつ、 空気穴から外気を取り込み、イイ感じに筐体内に空気の流れをつくっています。

π計算でCPUに負荷を架けて温度を測定したところ、室温28度でも
CPU温度は47度前後
MB温度は42度前後
でした。CPU FAN もシャシーFANも 1600rpm 程度で安定、とても 静か です。


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