Vaio Type LのCPU交換

15.4"型Vaio Type L: VGC-LB92HS のCPUがCeleron M430だったので、さすがに力不足なってきました。
このVAIOはBTOで販売されていて、Core2Duo T5600版も売られていたので、 たぶん交換できるだろうというヨミで、CPU交換してみました。


【下調べ】

対応CPUの仕様
VAIOのこのページを 参考に、当時発売されていたVAIOのCPUタイプを確認します。
Core2 Duo T5600(1.83 GHz)と、Celeron M430(1.73 GHz)
が選択可能です。

さらに関連情報を集めます。 このページに、 別のVAIO VGN-FE32HA のCPU交換に成功された記事が載っていました。
この記事にはさらに重要な情報が書かれています。

インテルはCore 2 Duo T5600のステッピングをB2からL2に変更した。 最新のBIOS「R0200J3」はL2ステッピングにしか対応していないため、 同じCore 2 Duo T5600でも2007年2月以前に販売されたB2ステッピングをもつものは認識されない。
VAIO TypeL の BIOS も R0200J3 のため、L2ステッピングである必要があります。 L2ステッピングのCore2Duoは、ステッピングナンバー=SL9U3 となっています。上部から見ると、B2ステッピングは長方形、L2ステッピングは正方形に なっているので、形で見分けることもできます。
中古やオークションで購入するときは、 Core2Duo T5600, SL9U3を選ぶように注意しましょう。

分解する

以前、HDDの交換の際に分解した手順どおりに、本体を分解していきます。 相変わらず超E難易度の難しさですが、内蓋まで取り外すと、ヒートシンクが見えてきます。

ヒートシンクを取り外すと、CPUが見えてきます。写真の位置に、SocketM のネジがあり、 180度回すとCPUを取り外すことができます。

ヒートシンクに付いたシリコングリスを拭き取り、新しいCPUを取り付け、新たに シリコングリスを薄く塗り、ヒートシンクをもとの位置に戻せば完成です。

確認する

ヒートシンクを取りつけたら、裏蓋を閉める前に導通試験してみます。
BIOSが自動認識しているらしく、FSBも667MHzで動いているようです。


[←前の記事]     [↑改造トップ]     [次の記事→]


このページの記事内容は全ての動作を保証するものではありません。 また、メーカー製PCの分解はメーカーサポートや保証の対象外になります。 あくまでも各自の自己責任でお願いします。


Copyright 2009-2011, Opabee