Vaio TypeL をググると、修理工房のブログで 分解は超E難易度 という文字が良く出てきます。覚悟して挑んでみます。
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Vaio TypeL の背面です。SONY製品は何かとデザイン重視なので、
どこからアプローチするか
じっくり観察しながら開けていきます。
ネジの形状と取り付け位置が重要なので、復元する時のことを考え、 広い紙を用意して、そこにメモを付けながら取り外した部品を並べるのがポイントです。 |
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背面の所々に、目隠しゴム
で塞がれている穴があります。ここにネジが隠されているので、
まずこの目隠しゴムを、千枚通し or キリなどを使ってホジホジと取り外します。
目隠しをとればネジが見えるので、これを取り外します。 |
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背面の支え脚の裏側に、
バッテリーパック・カバー
があります。下方向に押し開けてカバーを外すと、
目隠しゴムと、その下側にもネジ
が見えます。これを外します。
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バッテリーを取り外すと、そこに
ネジが隠されています。これを外します。
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支え脚を取り外します。
脚の付け根部分の
鉄製の金具が
ネジ留めされているので、これを外せば、脚ごとバックリと外れます。
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最難関の把手を外します。
外す前に工具を用意します。かなり薄刃のマイナスドライバを 2〜3本用意して、できればそれぞれにメンディングテープを巻いておきます。 ドライバでこじ開けるので、テープを巻いておけばキズを付けずに済みます。
つぎに、写真位置の 小さなネジ を外します。この把手は、
2枚のΩ型のプラ部品
が組み合さる形で出来ていて、 |
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小ネジは左右に1つずつあります。 この作業を2個所で行い、グリグリとある程度隙間を広げます。
その上で、もう1本のドライバで
部品がカシメてあるところ を探します。
カシメてある所を押し外せば、Ω型の部品の 上側 が大きく外れていきます。 Ω型の把手の上側が完全に外れたら、 ネジ留めされている下側のΩ部品が出てきます。あとは、 この下側のΩ部品を留めているネジを外せば、把手部分が外れます。 下(裏)側のΩ部品のネジ留め位置に、実は 裏蓋を留めているネジ になってます。 このネジを取り外します。 |
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隠しネジも含め、裏側のネジを全て外したら、表側に移ります。 正面から見ると、LCDパネルを留めているネジと、それ以外のネジが見えるハズです。
後者が裏蓋を留めているネジなので、これを外します。 正面左側のネジは全部で4つあります。ネジ頭の大きさ、ネジ長さが違うので、
各種サイズの精密ドライバーなどを使って外していきます。 |
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表側のネジを取り外したら、キーボードにタオルなどを巻いて、LCDを傷付けないようにして、
LCD側に畳みます。
この状態で裏蓋は簡単に外れる状態になっているので、注意しながら表・裏を引っくり返します。 注意して裏蓋を外すと、左図のような感じになります。 |
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